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以前の投稿で「てれびくん」様が書かれているように、
寺山氏(寺山修司氏)は、かなり積極的に、
周囲に「早春スケッチブック」を語っていたようです。
その影響で、1980年代の後半から1990年代前半にかけての、
いわゆる「演劇界の人間達の間」で、
本来TVドラマであるこの「早春スケッチブック」が、
演劇界でもかなりの話題になったそうです。
1990年代当時、「『早春スケッチブック』を知らない演劇人はモグリである」
寺山氏の紹介の影響で、そのような極論さえ飛び交った、と言う話も聞きました。
(実際にその後、演劇版の「早春スケッチブック」が、何度か上映されたという話も聞いています)
いずれにせよ、山田太一氏の、この脚本作品は、
その位、強い影響力を持っていたことは確かなようです。
余談ですが、『早春スケッチブック』では、
脚本だけでなく、「カメラワーク」の芸術性も、心を打つものがあります。
何度か登場する、焚き火のシーン、
何気ない日常を写した数々のシーン、
共に望遠レンズで遠くから切り取り、そこに素朴な本人の独白のナレーションをかぶせたりしています。
本当に、まるで映画の様に、内容の濃いドラマだったと思います。
豊かなキャストも含めて。
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