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河原崎をかっこ悪く見せるとこは素晴らしい演出の1つだと思います。
人間活動は実際大抵かっこいいものではないことが多いです。
山田太一演出はそこをやや大げさにしかし巧くシナリオします。
そういうことが言いたいのです。
ドラマというものはすべて演出です。実際山崎扮する主人公みたいな生活をしてる人間はどこを探したっていません。しかし人の性質や矛盾や皮肉な現実などをデフォルメするための設定であるわけです。変な例えを言うと山崎さんと河原崎さんが役を交代したらドラマにはならない(外見的な意味も含め)。
ですから、ある側面から見るとまじめに働くお父さんが気の毒になるドラマであり、河原崎の配役は演技も含め見事であり、おもしろくなっている大きなポイントと思うわけです。
ストーリーを最後まで追うと’違う’とおっしゃりたい意味もよくわかります。ただ私は人間の素晴らしさとともに狡猾さ、皮肉、矛盾なども描いているとこが演出の魅力でもあるし、もう一歩俯瞰して見ると先の投稿でじゅんちゃんさんがおっしゃる通り、「平和な時代の優しさを目の当たりに見せられた気がする。」は鋭い見解だと思ったのです。
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